出会い系サイトは見知らぬ男女が思わぬ出会いをするには最適なツールといえ、実際にサイトを介してセフレが出来て非常にいい思いをしている男性も少なくありません。
ただ、一方で実際に顔を合わせない状態で知り合うということで、詐欺等に合わない注意も必要です。
目次
Jメールで考えられる詐欺被害と対処法
Jメールではいろんな詐欺にあう危険性もはらんでいます。
程度の軽いものからやや危険度の高いものまでありますので、利用前にこれらの知識を頭に入れておくことは悪くないでしょう。
軽い詐欺の例と言えば実際に会ったお相手のが事前にメールやり取りで聞いていたイメージと全然違うということが考えられます。
プロフィールでは30代前半となっていたのにどう見ても見た目から50歳は超えてそうだとか、普通体型と書いてあったのにどう見てもボチャ体型などの場合がそれにあたります。
ただ、これらは詐欺という表現をするのは少しオーバーかもしれません。
早い話、事前やり取りでの情報収集が間違っていたと言ってもいいでしょう。
確かにメールなので見抜くことに限界があるかもしれませんが、実際に会う場合は嘘をつかない相手だという確信が得てから会うようにするなども必要になってきます。
一方、こういう軽い詐欺まがいのことではなく、ホントに危ない詐欺と言えば美人局があります。
これは「つつもたせ」と読み、知り合った女性とホテルに入るとしばらくしてその女性の旦那(もしくは彼氏)と名乗る男が出てきて「俺の女に手を出しやがって!」という感じで慰謝料的なものを請求されたりする詐欺です。
この場合、最初から女性はその男性とグルですから、男性が現れた瞬間からあちら側の見方になり、非常に心細い展開にもなります。
こういう場合はどうにかしてその場から逃げ、弁護士へ相談したり、Jメールの運営に相談などの手段が最適です。
Jメールでプロフィールと違う人が来る悪質詐欺はある?
年齢詐称やスタイルについての偽り
結論から言うとこれに関しては可能性はあると言えます。
理由は相手側に「まともなら会ってもらえない」と思っている引け目がある事が考えられます。
例えば高齢女性の場合、やはりサイト内では人気の面で若い女性には負けますので、どうしても出会いの確率は下がります。
従って年齢を若く偽って男性に会ってもらおうとするのですが、見た瞬間にあきらかに年齢詐称だと分かってしまえばその時点で終わりです。
また、同じことがスタイル的な点でも言え、太っていると男性が会ってくれないので事前やり取りでそこをごまかす女性も少なくありません。
だまされたと感じたらすぐに関係を終わらせることが大事
従って実際に相手との初対面の場になって、「えっ、この人がやり取りしてた人?うそぉ~~」って思う経験をした方がJメール利用者の中でもいるはずです。
ただ、これを「詐欺」と言えるかどうかは別です。
言い方を変えれば「嘘つき」ってことになりますかね。
また、この嘘によって自分が被る被害は0です。
会う当日までに費やしたサイト内メールのポイント消費やその分に使った時間や日数などは無駄になるものの、これについてお相手を罪に問うことは出来ません。
なのでこういう場合の対処法は会った時にお相手に、「ごめん、全然イメージと違った方これで終わりにしましょう」と言い残してその場をさっさと立ち去ることが得策です。
その後、サイト内メールでブロックをかけてしまえば二度とそのお相手とは関わりがなくなりますし、もし当日食事などの約束をしていてもその分お金を使わなくて済むことになります。
Jメールでの詐欺で悪質な美人局に遭うと厄介
男女がグルになってターゲットの男を恐喝する行為
「美人局」とは「つつもたせ」と読み、一種の恐喝行為です。
簡単に言うと出会い系で出会った女性とホテルに行ってセックスをし、行為が終わった途端にその女性の旦那(もしくは彼氏)を名乗る男がやって来て自分の女を寝取られたことに因縁をつけるというもの。
しかも脅しで金銭を要求してきますから恐ろしいです。
特に既婚男性がこの美人局にあたってしまうと恐怖で日々眠れなくなると言っても大げさではないでしょう。
会社や家庭にバレるのではと日々ビクビクして過ごさなければならなくなります。
悪質な美人局詐欺にあたってしまった時の対処法
運悪く美人局の被害にあってしまった場合は警察や弁護士に相談することがベターです。
また、Jメールの運営サイドにも連絡をし、その会員を強制退会させてもらうようにします。
一番よくないのは誰にも相談せずに1人で対応しようとすることで、そうしてしまうと巧みな相手側の誘導により、高額な請求に応じなければならない羽目になってしまいます。
ちなみにサイト内での異性とのやり取りに慣れてきますと、「この人、なんか違和感あるな・・・」ということが察知出来ることもあります。
ろくにやリとりしてないのにやたらと早めに会いたがる女性などがそれにあたりますので、簡単に甘い誘いに乗らないことは肝に銘じておきたいものです。
Jメールで芸能人を名乗る相手からのメールは悪質詐欺?
自称アイドルの卵という女性からメールが来れば嬉しくなるが・・・
Jメールを使っていて自称アイドルを名乗る女の子からメールが来れば男とすれば一瞬「おぉ、こんな子がサイトにはいるのか!」とテンションも上がるでしょうが、こういう場合はまずは疑ってかかりたいものです。
そもそもそんな女の子からピンポイントで一度も出会ったことがない自分にアプローチのメッセージが届くなんてことがありますか?
少し考えれば分かる事ですが、こんな単純な手口に引っ掛かる男性もいますから注意が必要です。
興味を引かせてもポイント消費や個人情報収集が目的の場合が多い
このタイプの詐欺は、男性の気を引いてサイト内のメールやり取りを増やし、ポイントを大量に消費させるのが目的であったり、アドレスなどの個人情報を収集することが目的だったりするのです。
従っていくら頑張ってもお相手にリアルに会うことが出来ないですし、ひょっとしたらやり取りしている相手は女性でないことも考えられます。
万が一、メールアドレスや電話番号を教えてしまったような場合は、用心のため変更してその相手から二度とアプローチが来ないような状態にしておくこともベターです。
Jメールで悪質な昏睡強盗の詐欺被害に遭ったら?
昏睡強盗は立派な犯罪
いつの間にか眠ってしまい、気が付いて目を覚ましたらお相手の女性はいない。
そして財布の中は空っぽ・・・。
こんなドラマみたいなことをリアルの世界で行う強盗もいますから注意が必要です。
手口はいたって単純で、ラブホテルなどで女性が男性の目を盗んで飲み物に睡眠薬を入れ、それを飲んだ男性はいつのまにか寝てしまってその隙に女性がお金を盗んで逃げるというものです。
ちなみにこれは立派な犯罪ですので、お相手の女性は最初からそれが目的で出会い系で相手探しをしていたことになります。
要は確信犯なのです。
犯罪にあえば警察に届けることが得策
昏睡強盗の被害にあった場合は当然ながら警察に被害届を出すことが得策です。
ただし、自分が出会い系サイトを利用していたことも話さなければならないので届け出をためらう男性がいるのも事実。
また、この手の被害にあう男性の多くは、Jメール内のプロフィールで収入が高額となっていることが多いのが事実です。
高収入をウリにすると女性からの人気が高くなるメリットがある反面、こういった強盗被害にあう危険性もある事は知っておいて損はありません。
Jメールで悪質な詐欺に遭わないよう対処しよう
出会い系サイトはその存在がなければ絶対に出会わなかったお相手と出会える可能性を秘めた魅力あるツールですが、一方で悪質な詐欺にあう危険性も0ではないことは知っておきたいものです。
運悪く詐欺に会った場合の対処法も頭に入れておくことは必須です。